夢に近いほど遠く感じる世界
- 2013/06/24
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一度シンガポールへ行ければ、多分、俺は満足出来る。「そう」反応薄っ!もっとこー、リアクションくれよ。「で?」えっと、無理?「遠すぎるっ!」
飛行機なら、あっとゆー間さ。「マネーは?」貯金崩そうぜ。「会話通じぬ人ばかり。どう対処?」無論、勉強するさ。
「行けば勉強できる訳?」絶対、大学も受かるさ!「本当?」当然!疑り深いなぁ。「息子の虚言癖ほど、悪癖と言えるものはねー」
は?其処まで俺、嘘ついてたっけ。「何度騙された事やら。母ちゃん泣きたいわ」畜生、大丈夫さ間違いない!受験に身が入る、連れてけよぉ一週間位!
「不可能。パートじゃ、とても親子二人で海外など…」俺一人で飛ぶから、お願い!「…」黙られても困る。
「熱意が伝わってきた」じゃあ…。「けど不可能」畜生!ケチ!どケチ!「自分でバイトせい」時間がありません。「もー、どーせ遊ぶつもりでしょ?」